わかちあい   
管区長便り 
                       2012年2月22日

管区の皆様

+主の平和

四旬節が始まりましたが、日々の祈りと仕事を通して神の国への奉仕の生活を送っておられることと存じます。四旬節の課題の一つは、和解です。昨年末に開催された管区会議においても、被造物との和解でもある環境問題が審議されました。

環境問題は、今日の世界と教会への大きなチャレンジであることは明白であり、本会においても最近の総会において必須のテーマとして取り扱われてきました(第33総会教令35項、第34総会教令58項、第35総会教令31~36項参照)。これにより、自然や被造界との和解が人間同士の和解、そして神との和解と一つであることが意識されてきましたし、本会本部の社会使徒職部局も環境問題を兼務するように改編されました。総長も、同部局が中心となって作成したドキュメント\"WE LIVE IN A BROKEN WORLD Reflections on Ecology\"(no.70,1999)(『壊れた世界に生きる私たちエコロジーについての考察』社会司牧センター訳)と `Special Report on Ecology: HEALING A BROKEN WORLD\"(no.106,2011)を省察することを強く勧めています。今年出された\"Special Report on Ecology: HEALING A BROKEN WORLD\"は現在、翻訳中で、今年の5月頃皆様のお手元に配布する予定ですが、そのなかには、本会が具体的に取りくむべき課題が列挙されています。

また、2011年3月11日の東日本大震災による福島第一原発事故災害
を受けた日本社会は、原発を推進してきた世界観を根本的に見直すかいなか
の岐路に立たされています。日本司教団も脱原発についてのメッセージを発表しています。以上の状況を鑑みて、管区会議において総長に請願として送付された二つの内容そのものを管区の方針とすることにいたしました。

総会長からの勧めを受けて\"Special Report on Ecology: HEALING A BROKEN WORLD\"にある環境についてのRecommendationsとConcrete Suggestionsを日本管区としてどのように実現するかを識別する。とりわけ福島第一原発事故災害を受けて、唯一の被爆国、また原発事故を経験した国として、日本司教団の脱原発メッセージを念頭に置きつつ、原発依存社会からの脱却、自然エネルギー開発の問題についての調査・学習(関係者に働きかける、神学的倫理的な結論を探す、自分たちの信仰上の問題としてとらえ理解を深めるなど)、識別に管区として取り組み、その結果を世界に発信する。この二つの内容は、特定の会員や委員会に限定された使命ではなく、本管区に属するすべての会員と共同体が積極的に担い、さらにさまざまな形で多くの方々の協力と賛同を得て、会員が関わる事業体や使徒職においても重要な使命となるように望みます。この使命の促進について、特に\"Special Report on Ecology: HEALING A BROKEN WORLD\"の配布後に、皆様方のご協力を具体的にお願いすることもあると思いますので、よろしくお願いいたします。

最後になりましたが、この二つの使命に積極的に関わることを通して、神の国に貢献することができますようお祈りいたします。

キリストにおいて

管区長



原本:
管区長の手紙①
管管区長の手紙②
Letter from Provincial 1
Letter from Provincial 2


他の管区便り
2015年4月5日
2014年12月25日
2013年4月7日
2011年5月24日
 
  Login Administrator

 

 
  @copyright 2009 Japan SJ